「貯金するには家計簿を書きましょうって言われるけどなかなか続かないんだよな…」
「家計簿ってひとつひとつ書くの面倒くさいんだよな…」
家計簿が続かなくてお悩みではありませんか?
貯金するにはまず支出の把握から!そのためには家計簿をつけましょう!
わかるんですがなかなか難しいですよね。
5年前の私は毎月の貯金はできても数千円…貯金が増えるなんて夢のまた夢…そんな状態でした。
ところが体調不良で退職し夫の収入だけで生活しなければいけなくなり…真剣に家計管理をすることになりました。
試行錯誤の結果、簡単に支出の把握ができる家計簿にたどり着き、今では月19万円の夫の収入のみで生活し年間100万円以上の貯金ができるようになりました。
そんな我が家の家計簿の中から今回は【変動費の書き方】を詳しく解説します。
- なにを変動費にすればいいのか?
- いつ家計簿に記入すればいいのか?
- レシートからどうやって書いたらいいのか?
以上のことが分かり支出の把握に役立つ家計簿を書くことができるようになります。
家計簿の中身は下記の記事で公開しています。
変動費に書く項目5つ
我が家が変動費としている項目は5つです。
- 食費
- 外食費
- 日用品費
- ガソリン代
- 娯楽費
食費
食費には主に生鮮食品や野菜類などの食材系の金額を記入していきます。
牛乳や食パンなど普段の食事で食べるものも含みます。
また、トンカツ、から揚げ、サラダなどのお惣菜も食費に含めています。
お惣菜を食費にする理由はお惣菜だけでは一食として成立しないからです。
お米を炊いたりみそ汁を付けたり…と何かは作らないといけないので食費としています。
外食費
外食費は弁当・飲食店の金額を記入すると決めています。
基本的にはこれだけです。
あとは例えば、時間がない時に菓子パンと牛乳を買って車で食べる…なんていうのも外食費にしています。
【弁当】はごはんもおかずも副菜もすべて入っていて一食分として成り立つので外食扱いにしています。
【飲食店】は店内で食べるものはもちろんですがテイクアウトも【飲食店】の扱いにします。
日用品費
日用品費は主にトイレットペーパー、ティッシュペーパー、洗剤などの消耗品の金額を記入します。
そのほか我が家では、病院の駐車場代、衣料品、雑貨、医薬品も日用品費に含めています。
金額が大きくなった場合は備考欄に買ったものをメモしておくと、金額が大きくなった理由が分かるので安心です。
もし5千円以上の品物を購入した場合は予備費の貯金5万円から出します。
(貯金のやりくりについては別記事で詳しく説明します)
ガソリン代
我が家の場合給料日に満タン給油したあとは次の給料日まで千円ずつ給油していきます。
理由は1ヶ月で必要なガソリン代を把握するためです。
ガソリン代を把握できればいいので、満タン給油を月に2回するとか2千円ずつ給油するとか、入れ方はどのようにしても問題ありません。
ガソリン代を家計簿に書くときにもう一つ記入しておくと便利なのが給油したときの1リッターあたりの金額です。
ガソリン代は日々変動しています。
「いつもよりガソリン代が高いな…」と感じたときに理由が分かると悩みがひとつ減ります。
娯楽費
娯楽費は基本的にお菓子代を記入しています。
我が家ではお菓子は【食べなくても生きられるもの】【食べすぎないほうがいいもの】と考えているため買いすぎ防止のために項目として設けています。
普段のお菓子のほか【友達とのお茶代】も娯楽費に含めています。
たとえば友達と会ってコーヒーとケーキを食べた場合です。
もし友達とランチなどで食事をしたら、それは外食費に記入します。
娯楽費はあくまでも【なくても生きられるもの】というくくりです。
「それじゃぁ、楽しみもなにもないじゃないか!」と思いますが家計簿の目的は支出を把握しムダを発見することなのであえて見える化させています。
変動費を家計簿に記入するタイミング
家計簿に記入するタイミングは【レシートが2~3日分たまったとき】をおススメします。
理由は…
- 買い物するたびに書かなきゃダメだと思うとプレッシャーで続かないから
- 買い物4回分以上たまると書くのが大変になるから
プレッシャーにも負担にもならない程よいタイミングで書くのがポイントですね。
家計を把握して支出の見直しをするまでには数か月間必要ですから続かなければ元も子もありません。
大雑把にゆるく気負わずが家計簿を続けるコツです。
変動費のレシートから家計簿への書き方
例として以下のレシートから家計簿に記入する方法を解説します。
どの項目になるか振り分ける
この日は食費以外にお菓子やコーヒーフィルターを買っています。
買ったものをそれぞれどの項目になるか振り分けます。
- 赤丸→お菓子なので「娯楽費」
- 青丸→コーヒーフィルターなので「日用品費」
- その他→「食費」
消費税を計算する
どの項目になるか振り分けたら消費税をかけた金額を脇に書いておきます。
例:コーヒーフィルター 90円 99円 →消費税10%で90×1.1=99円なので99円と脇に手書きで書きます。
もし日用品が2品以上あるときは、日用品にあたる金額を◯(丸)などで囲み、その合計に消費税をかけた金額を脇に書いておきます。
お店によって外税だったり内税だったりするので初めのうちは大変ですが必ず慣れますので安心してください。
計算するときは品数の少ない項目だけ計算すると手間が少なくて済みます。
上記レシートの場合は先に娯楽費と日用品費を計算し、そのあとレシートの総合計から娯楽費と日用品費をマイナスして食費を出します。
例:総合計1830円-娯楽費300円-日用品費99円=食費1431円
家計簿の各項目の欄に記入する
金額が分かったら家計簿の各項目の欄に記入していきます。↓↓↓↓↓
これで1日分の記入は終わりです。
同じ日のレシートが何枚かある場合は項目ごとに計算して1日分の合計を家計簿に書いていきます。
まとめ
変動費を家計簿に書くときなにをいつどうやって書いたらいいか?
- 変動費の項目は5つ
- 2~3日分のレシートがたまったら記入する(毎回でもOK)
- レシートからどの項目になるか振り分ける
- 項目ごとの1日の合計を出す(食費○○円、日用品費○○円…)
- 項目ごとに合計額を記入する
- 1日の総合計を記入する
とても簡単で続けやすい書き方です。
どの店でなにを買ったかという細かいことは一切記入しません。
なぜなら支出の把握に店名・品名は必要ないからです。
私はこの記入方法で5年間続けていますが店名・品名が分からなくて困った経験は一度もありません。
ズボラでめんどくさがりの私には簡単シンプルな家計簿が正解だったというわけです。
支出の把握が簡単な家計簿で年間100万円の貯金を目指しましょう。
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