「毎月赤字で貯金なんてできない…」
「家計簿をつけたほうがいいって聞くけど、面倒そう…」
こんな悩みを抱えていませんか?
安心してください!
私も以前はそうでした。
でも今では、低収入でも年間100万円以上の貯金ができるようになりました。
その秘訣は、シンプルで続けやすい家計簿にあります。
今回は、私が実際に使っている家計簿の書き方をご紹介します。
この方法なら、毎日の細かい記録は不要。
それでいて、ムダな出費がどこにあるのかしっかり把握できるんです。
家計簿の基本:変動費と固定費
家計簿で最も重要なのは、「変動費」と「固定費」を分けて記録すること。
- 変動費:毎月金額が変わる支出(食費、日用品など)
- 固定費:毎月ほぼ同じ金額の支出(家賃、光熱費など)
この2つを分けて記録することで、どこにお金を使っているのか一目瞭然になります。
変動費の書き方
変動費は【1日1行・1ヶ月1ページ】で記録します。項目は以下の5つに絞ります。
- 食費
- 外食費
- 日用品費
- ガソリン代
- 娯楽費
![](https://lower-the-cost-of-living.com/wp-content/uploads/2023/09/月(改善後)-1024x769.png)
補足①:「食費」と「外食費」は分けて書いていますが最終的に合計を出しています。
補足②:右上の「ガソリン 日付 ○○km」は夫が知っておきたい覚え書きです。
食費に書くもの
- 食材(野菜・精肉・鮮魚・果物など)
- 調味料(醤油・酒・みりん・マヨネーズ・ケチャップなど)
- お惣菜(惣菜コーナーの揚げ物やサラダなど)
- 飲み物(牛乳・お茶など普段から飲んでいるもの)
- レトルト食品
- インスタント食品
- 冷凍食品
インスタント食品や冷凍食品は調理しませんが、お湯を沸かしてカップにそそぐとかお皿に取り出してレンジで温めるとか、何かしら手を加えるものという考えで食費にしています。
外食費に書くもの
- 弁当
- 飲食店
飲食店は外食そのものなので分かりやすいですが、弁当は誰かが一食完成させてくれていて自分は何もしていないという考えで外食にしています。
「今日は疲れて何もしたくなーい!お湯すら沸かしたくなーい!」って時に自分の手は一切加えず食べられるというのが外食費にするポイントです。
日用品費に書くもの
- 日用品(ティッシュペーパーや洗剤など)
- 衣類(洋服や下着など)
- 駐車場代(買い物や病院の駐車場代)
- 美容室代
- 化粧品(化粧水や日焼け止めなど)
- その他生活に必要なもの(金額が数千円のもの)
日用品費に振り分けるものは幅が広いですが【食費以外で日常生活に必要なもの】というくくりです。
我が家では日常生活に必要で金額が数千円までのものを振り分けています。
1万円を超えるものは貯金から出します。(予備費として5万円用意してる分から出します)
金額の大きなものは年に数回しか買わないので、毎月の支出には混ぜないようにしています。
ガソリン代
ガソリンは月に1回~2回ほどしか入れませんが、特別な遠出などせず普段の生活でどのくらい必要かを把握するために記入しています。
ガソリン代を書くことでムダな外出はしていないか考える材料にするためです。
娯楽費に書くもの
お菓子やジュースなど【なくてもいいけど楽しみにしているもの】を食費と分けるために書いています。
お友達とお茶した場合は、例えば、お茶とケーキを食べたら娯楽費、ランチで食事をしたら外食費に含めます。
基本的に娯楽費はおやつ代です。
【食べなくても生きていけるもの、食べすぎないほうがいいもの】という考えでムダ遣い防止の項目です。
固定費の書き方
次に固定費の家計簿です。
固定費は【1年間で2ページ】使って記録します。
これで一年分をひと目で確認することができます。
![固定費の家計簿の項目](https://lower-the-cost-of-living.com/wp-content/uploads/2023/09/年間(改善後)-e1694310734418.png)
収入に書くもの
収入の欄には家計の収入源を記入します。
我が家は夫の収入だけで生活していますので収入欄はひとつです。
収入の下の「その他」はボーナス・保険等の還付金・臨時収入を記入しています。
共働きや他にも収入源がある場合は、それぞれ項目を作って記入すると分かりやすくなります。
支出に書くもの
収入欄の下には支出となる固定費を書いています。
- 家賃
- 電気
- ガス
- 水道
- スマホ・ネット
- 保険
我が家の場合は以上になりますが、サブスクやレンタルなどで毎月必ず支払っているものがあれば、それも項目に増やして記入します。
例えば、掃除モップのレンタル料やウォーターサーバーの水購入代、新聞代、など月額で支払っているものです。
合計に書くもの
一ヶ月の変動費と固定費の合計と総合計を記入します。
- 固定費の合計
- 変動費の合計
- 総合計
固定費の合計は固定費の支出欄をすべて足して記入し、変動費の合計は変動費のページで出した合計額を書き写します。
固定費と変動費を足して出た数字が総合計、つまり一ヶ月間生活するのに支払った金額になります。
家計簿を続けるコツ
- 項目を絞る:細かすぎる分類は続きません。大まかな項目でOK。
- 毎日ではなく、週1回まとめて記入する。
まとめ
以上が【簡単で管理しやすい家計簿の書き方】です。
まとめると
- 変動費の項目は5つ
- 固定費は月額支払いのものを書く
- 最後に変動費と固定費の支出合計を出す
記入する項目を厳選することで記入するときに悩むことがなくなり、知りたいムダを発見しやすくなります。
逆に事細かに買ったものを記入すると結局なににいくら払ったのか…把握が難しくなります。
家計簿の本質は【支出の把握】【ムダの発見】です。
家計簿を書くことが目的にならないよう、できるだけ簡単に管理して貯金できる家計を目指しましょう。
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