【家計】最低限の生活費で暮らす我が家の予算の立て方

最低限の生活費で暮らす我が家の予算の立て方 家計管理

現代社会では、物価高騰やライフスタイルの変化により、生活費を抑えることが難しくなっています。

しかし、賢明に家計を管理することで、最低限の出費で快適な生活を送ることは可能です。

収入の大小に関わらず最低限の出費で生活することができれば、手元に残るお金を最大限にすることもできます

この記事では、我が家の実例を交えながら、予算の立て方とコツをお伝えします。

予算を立てる前にやるべき3つのポイント

1. 家計簿をつけて収入と支出を把握する

予算を立てる前に、まず自分の家の収入を正確に把握しましょう。

お給料のほか、不動産収入や投資収益など、あらゆる収入源を洗い出します。

次に、過去の支出データを入念にチェックし、変動費と固定費を区別し支出を把握します。

  • 変動費・・・食費・外食費・日用品費・ガソリン代・娯楽費
  • 固定費・・・家賃・水道光熱費・通信費・保険代・サブスク代など

収支の現状を把握することが、予算を立てる第一歩となります。

2. ライフスタイルや価値観を見直す  

ある程度の出費は避けられませんが、ライフスタイルを見直すことで、不要な出費を削減できます。

  • 必要以上の買い物をしていないか?
  • 必要だと思っているものは本当に必要か?
  • 同じサービス内容でもう少し安く提供されているものはないか?

例えば・・・

  • 外食を控え自炊すれば食費が圧縮できる
  • 携帯会社を格安SIMに変更すれば毎月の通信費が抑えらる
  • 観ていない動画配信サービスを解約すればサブスク代が抑えられる

また、流行に流されず、本当に必要なものにのみ金を使うなど、消費に対する価値観を改めると自然と出費が減っていきます。

3. 目標を設定する

なぜ最低限の生活費で暮らそうとしているのか、その目標を明確にすることが重要です。

返済が必要な借金があるのか、老後の蓄えを増やしたいのか、それとも単に浪費を避けたいのか。

節約のモチベーションを保つためにも、目標設定は欠かせません。

我が家の場合「必要最低限のお金で暮らし貯金する」というのが目標です。

予算の立て方

以上の3つのポイントを踏まえた上で、具体的な予算の立て方を説明します。

我が家の例も交えながら、わかりやすく解説します。 

1. 必須の支出を算出する

まずは、生活に最低限必要な支出を算出します。

支出は大きく分けて二つ、変動費固定費があります。

これは生活を維持するために避けられない出費です。

それぞれいくらあれば生活できそうか?過去のデータから算出していきます。

  • 【変動費】・・・過去2〜3ヶ月分の支出をチェック
  • 【固定費】・・・過去1年分の支出をチェック

我が家の場合は、変動費は4万円ほど、固定費は10〜11万ほどでした。

2. 算出した支出をもとに予算をたてる

続いて、算出した支出をもとに予算を立てていきます。

上でチェックした支出額から平均を出します。

  • 変動費・・・過去2〜3ヶ月分の平均
  • 固定費・・・過去1年分の平均

節約したい場合、平均額より少し低い金額を予算とします。

現状維持をしたい場合は、平均額が収まるくらいの金額に設定します。

3. 予算の軌道修正 

 予算を立てて生活し、実際に予算が達成できているかを数ヶ月後に確認します。

立てた予算を達成するのが難しい場合は、予算を少し増やします

予算を達成できている場合は、少し予算を減額します。

我が家の場合、変動費を4万円で設定していますが、物価高の影響で予算オーバーが続き、今は43,000円としています。

4. 2と3を繰り返す

予算の軌道修正をすると新たな予算が決まります。

新たな予算が決まったら、また数ヶ月間生活してみて実際に達成できたか確認する。

理想とする必要最低限の支出になるまで軌道修正と予算の立て直しを繰り返します。

予算を立てる時の5つのコツ

1.収支を把握する時は節約しない

収支を把握する時は節約せずいつも通りに生活をします。

家計簿をつけるから…予算を低く設定したいから…などと思ってしまいますが、収支を把握する段階で節約してしまうと予算が低く設定され、達成が難しくなります。

達成が難しいとがっかりしたりモチベーションが下がってしまい続きません。

予算達成を目指すためには無理は禁物です。

2.水道光熱費は定額化する

固定費のうち、水道光熱費は1年を通して見ると金額がバラバラです。

例えば、電気代は夏は高くて冬は低いなどです。

電気代・ガス代・水道代はそれぞれ1年の平均額を計算し、その金額に少し上乗せした金額を定額として毎月引き落とし口座に入金しておきます。

我が家の場合、電気代は毎月11,000円としています。

冬場の電気代は4〜5千円ですが、11,000円を引き落とし口座に入金します。

夏場の電気代は12,000〜15,000円ですが、11,000円を引き落とし口座に入金します。

夏場、電気代が足りていないように見えますが、冬のあいだに多く入金しているので、その分でまかなうことが可能なのです。

このように水道光熱費を定額化することで、毎月の固定費の支出を安定させることができます。

毎月の支出が安定すれば、お金が足りなくなるという不安を抱く必要もなくなります。

3.予算は達成できそうな金額にする

収支を把握し予算を立てていきますが、支出を減らしたいがためにキツめの予算にしてしまうと、予算の達成が難しくなります。

達成できないとがっかりしてしまいますので、予算は達成できそうな金額に設定しましょう。

予算達成できると嬉しいですし、また頑張ろうと思えます。

4.予算を徐々に減らしていく

予算を立てて数ヶ月後、その予算で生活することにもだんだん慣れてきたら、ほんの少しずつ予算を減らしていきましょう。

減らすといっても急激に減らすことは避けましょう。

徐々に減らしていくことが続けるコツです。

徐々に減っていくぶんにはあまり負担を感じません。

気がつけば当初よりも低い予算で生活できている!となるでしょう。

5.予算達成はだいたいでOKと考える

予算を立てるとどうしても達成したくなりますが、あまり厳密にすると苦しくなってきます。

少しくらい予算オーバーしても気にせず、近い線で収まればOK!という余裕をもちましょう。

1ヶ月くらいオーバーしても数ヶ月分という少し長いスパンで見れば大したことないことがほとんどです。

数ヶ月分の平均が予算内に収まっていればいいや〜という感覚でいると気持ちが楽になります。

まとめ

  • 予算を立てる前にやるべき3つのポイント
  • 予算の立て方
  • 予算を立てる時の5つのコツ

予算を立てるのは面倒だし大変ですが順を追ってやっていけば必ずできます。

無理をせず少しずつ最低限の出費で生活できる状態までもっていき、手元に残るお金を最大限にして余裕のある生活を目指しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました